伊藤 俊也
ITO SYUNYA

いとう しゅんや。映画監督。
1937年2月17日生

略歴・作品歴

2月17日、福井市に生まれる。　市立湊小学校、市立光陽中学校、県立乾徳高等学校（現・福井商業高等学校）卒。

東京大学文学部美学科を卒業と同時に東映入社。東京撮影所で助監督。

「女囚７０１号・さそり」で監督デビュー。大ヒットとなり、シリーズを生む。
同年度日本映画監督協会新人奨励賞受賞。

「女囚さそり・第４１雑居房」
「女囚さそり・けもの部屋」　以上「さそり」三部作。

「犬神の悪霊（たたり）」

「テロと国家」（TV長編ドキュメンタリー）
「奇跡の人」（演出・芸術座7，8月公演）

「右手にコーラン、左手に石油」（TV長編ドキュメンタリー）
文化庁特別派遣。ニューヨーク、ブリッカー・ストリート・シネマにて
自作品（「さそり」の第一作と第二作及び「犬神の悪霊」）の上映に臨む。

「誘拐報道」　同年度モントリオール世界映画祭審査員賞受賞。
国内賞も、日本アカデミー賞優秀作品賞、文化庁優秀作品等々。

「白蛇抄」

「花いちもんめ」　同年度日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞。
他に文化庁優秀作品等々。

「花園の迷宮」

「風の又三郎　ガラスのマント」　文部省特選。文化庁優秀作品。
「美空ひばり物語」（TV特別企画、4時間ドラマ）

「白旗の少女」（TV終戦45年ドラマスペシャル）

東映退社、フリーとなる。

「ドン・キホーテ　IN TOKYO｣（セビリヤ万博・日本館回転劇場にて全期間終日上映）

【伊藤俊也･映像演出の軌跡】として１０作品の上映会開かれる（西友オズ大泉店）

「ルパン三世　くたばれ!ノストラダムス」（劇場用長編アニメーション･総監督）
「鬼麿斬人剣」（TV 時代劇スペシャル）

「プライド　運命の瞬間（とき）」
（東京裁判と東條英機を描いて賛否両論渦巻く社会的話題作となり、大ヒットとなった。）

秋、紫綬褒章受章。

2006 日本映画監督協会70周年記念映画「映画監督って何だ！」（脚本・監督）
（200名の監督達が参加出演した前代未聞のプロパガンダかつエンターテインメント映画）

「ロストクライム　閃光」

春、旭日小綬章受章。
夏、映画「始まりも終わりもない」の製作に入る。

春、完成。12月14日より東京渋谷シアターイメージフォーラムにて上映。

1月17日まで続く。以降、名古屋、大阪、仙台，京都、神戸、富山、福井と順次公開した。

9月2日「始まりも終わりもない」ＤＶＤ発売（予定）。
10月21日「誘拐報道」ＤＶＤリリース開始（予定）。

「怨み節」「女の呪文」（唄：梶芽衣子）
「好きだ！ダンガードＡ(エース)」
「息子よ」「愛のオーロラ」等々（唄：ささき　いさお）
[以上、作曲：菊池俊輔]

「幻の『スタヂオ通信』へ」（評伝/れんが書房新社78）
「偽日本国」（小説/幻冬舎01）
「メイエルホリドな、余りにメイエルホリドな」（戯曲/れんが書房新社09）

また、1973～1975年、「大泉スタジオ通信」（月刊/タブロイド版６頁/100円）
を発行。梶間俊一、三重街恒二ら有志と共に、映画人ら約800人の定期購読者を得て、
満2年、全22号を発刊。＜スタジオ派＞の根拠をなす。